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慢性的な肩こりでマッサージに通っていますが、その場しのぎにしかなりません。根本的に治すことはできますか?

結論から申し上げれば、慢性的な肩こりを根本的に改善することは十分可能だと考えております。ただし、患者様の協力がなければ、それはほぼ不可能だということを心にとめておいていただきたいと思います。

マッサージでは肩こりを引き起こしていると考えられる筋肉のしこり(これをトリガーポイントー圧迫すると痛みやしびれなどの症状を引き起こす筋肉内のしこりーと呼ぶこともあります。)をほぐすことで、症状の解消を狙っているのでしょうが、何度マッサージを受けても持続的な効果がほとんど得られないのならば、肩こりの原因は筋肉のしこりではないのではないでしょうか。

 

この場合、筋肉のしこり(トリガーポイント)は原因ではなく、肩こりを引き起こしているほかの原因があり、その原因に対する結果(二次性のトリガーポイント)であると考えるべきだと思います。

僧帽筋トリガーポイント

一般的に肩こりの原因筋とされる僧帽筋のトリガーポイント

 

×印がトリガーポイントを赤色の範囲が痛みやしびれなどの領域を示しています。


また、トリガーポイントを永続させる要因には、オーバーユース(使い過ぎ)・運動不足・不適切な運動・不良姿勢などがあげられます。

 

この中でも姿勢とりわけ頭の位置が肩こりには大きな影響を及ぼしています。頭が理想的な位置から約2.5㎝前にずれるごとに、首には頭一つ分の負荷(平均4~5㎏)がさらにかかることになり、頭を支えるための首の後ろ側の筋肉(頚部の伸筋群)を使い過ぎることになり、これが肩こりを引き起こしている真の原因だと考えられます。

 

これらのことも考慮に入れ、肩こりの悪化要因と改善要因を突き止め、これらの要因に基ずく姿勢指導や運動療法がお役に立つことが大いに期待できます。

頭部前方姿勢

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