当院で採用している徒手療法の概要
マッケンジー法(MDT)
マッケンジー法は、ニュージーランド出身の理学療法士ロビン・マッケンジー(Robin Mckenzie)氏が考案した神経筋骨格系の問題(筋肉・関節の痛みや神経痛)に対する評価・治療体系です。
デルモ・ニューロ・モジュレーティング(DNM)
デルモ・ニューロ・モジュレーティング(Dermo Neuro Modulating:DNM)とは、皮膚の神経(皮神経)や末梢神経を変化させることにより、圧痛の軽減、疼痛の緩和、関節可動域の改善を目的としたアプローチであり、疼痛科学と神経科学をベースにしたアプローチでもあります。
ポジショナル・リリース
機能障害に関与する組織内に存在する圧痛点を触診し、クライアントをその圧痛点の過敏性が減少する姿勢に一定時間保持することで、筋肉の緊張を解放し、問題の組織を正常化する徒手療法です。
筋・筋膜リリース
筋膜や結合組織の制限に対して穏やかで持続的な圧力と伸張力を加えることで、痛みを緩和し、関節可動域を回復させる安全で効果的な徒手療法です。
筋エネルギーテクニック
等尺性収縮を用いることで、神経生理学的反射による筋緊張の緩和をもたらし、効果的に関節機能障害を改善する徒手療法です。